🚀塗装業の未来🚀

お世話になっております🙇‍♂️猪股です😊

さて、毎週月曜恒例化(していきたい)ブログになっております。今週はタイトル通り🚀塗装業の未来🚀なんて大それたテーマでいきたいと思います。

 

私自身、色々な情報に興味があり、雑誌であったりSNSであったり、時には勉強会であったりと流れゆく情報化社会に取り残されない様に情報収集をするのが日課となりつつあるなかで、やはり1番に感じられるのが、【人的作業の機械化】、いわゆるIT化ではないかと感じております。

 

私自身知り得る限りでも、数年前から今まで人間がやってきたことが段々機械作業で補えてくると言ったことは見聞きしており、機械作業と言っても当然物心ついたときから炊飯器、電子レンジ、洗濯機と言った日常生活に無くてはならないもの、あるのが当たり前、というような環境で育ってきました。

 

しかし人間や現代科学というものは、素晴らしくも恐ろしく、思考の具現化が実現するといった所に着目すると子供の頃見たドラえもんの世界の様な事が生きているうちに現実になるのではないかとさえ思います。

 

昭和最後の年の生まれの私にとっては、塗装業という職業柄【手に職をつける】というのは、将来を約束されたものと同然かの如く育って参りました。

 

私も何処か職人気質な所もあり堅い考えのところがあり(良くも悪くも😅)機械化が進みいくら世の中が便利になっても細かい職人仕事と言うのは絶対に機械には真似出来ないものと自負して生きておりました。

 

そんな中、先日気になる資料を拝見させて頂きました。その内容が関西地方の某老舗塗装店さんと、人工衛星の開発にも携わり、システムデザインの第一人者とも言われる某大学教授の先生が協力し塗装ロボットなるものの開発に取り組んでいるというものでした。

私は唖然としました。

何故かと言うと、先にも書いた通り良くも悪くも昔気質な私は、職人作業の機械化による【作業の効率化】や【働き方改革】といったものに単なる【人が楽をする為】の様な、ネガティブなイメージを持っていたからでした。

 

人が楽をする為に、技術開発が進むと言うことにネガティブな訳ではなく、人の手でしか成し遂げる事が出来ないであろう事が、その技術に対する横柄な自信が作業の機械化へのネガティブなイメージを生んでいたのでした。

 

しかし、よくよく記事を読み進めてみると、その会社は建設業の3Kとも言われている、『きつい、汚い、危険』といったマイナスイメージの払拭による、各業界でも課題となっている若者の人手不足の解消や、機械化と言ってもフルオートではなく、『現場に機械を持ち込んで、ある程度人が操作してロボットに作業させる』と言う、未熟年者や高齢者でも塗装に携わり活躍出来る職場作り、更に全てを機械でと言う訳でなく、建物内部の天井や壁など広い面積の箇所をロボットによる施工にし、人は細部の塗装や意匠性塗装など、より付加価値の高い作業により集中することで生産性を高め、【建設業界の大きな課題】である人手不足の解消にも効果的との事でした。

 

人の採用と育成だけでは超えられない壁を突破するための塗装ロボットの開発というのは、私の知り得る限りでもそう聞いたことがなく、業界の先陣を切って開発に挑むその姿勢に、只々感心するばかりで、記事を読む前の自分に恥ずかしさをも覚えました。

 

AI等による機械との共存共栄の時代を生きて行く私たちにとって、凝り固まったイメージで機械を見るのではなく、もしかしたら一人格として機械と過ごして行く未来はそう遠くないのかもしれませんね。

 

 


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